登山日 | 2014-05-12(月) | 伊豆天城高原の遠笠山道路を通る度に気になる山がある。この山が今日登った矢筈山である。遠笠山道路の鹿路庭峠(ろくろばとうげ)に登山口がある。車の駐車は右へカーブしているところの左側が広く、3〜4台は駐車可能である。 すぐ左に登山道入口があるが案内標識は無い。道は雑木林の中を行き、すぐに崩壊地に出る。通れないので手前の右方向の道を登る。道は適度に赤テープ、白テープがあり困らない。倒木がある人工林を抜けると、湧水の浅い沼が出てくる。沼の浅いところを飛び石伝いに向こう側に渡る。 赤テープを目印に又、登山道に入る。そして平らな杉林の中に下り、林の中を赤テープ伝いに進む。道は行き止まりとなり「頂上」の小さな標識がありそこを左に登って行く。カニコウモリの葉が群生している中を緩やかに登っていく。やがてヒメシャラの木に「山頂」の色あせた標識があり、そこを右へ登る。(直進すると池地区の集落に下るようだ) 登山道はジグザグの登りとなる。見晴らしが悪いが、途中左側が開けており富士山が見えた。ここから少し登ると岩が重なり合った岩の登山道となり、道も踏み跡が薄くなる。赤テープと「頂上」を示す小さな標識を探しながら、岩の上を滑らないよう注意しながら登る。この岩石帯を過ぎると、左側に開けた場所がありそこから大室山方面の連望が素晴らしい。矢筈山山頂はここから少し行った所にある。 矢筈山山頂は狭く見晴らしも悪いので、記念撮影をして開けた場所に戻り、大室山を見ながら昼食を摂る。下山は往路を引き返したが、岩石帯はやはり緊張しながら、足元注意と赤テープを探しながらの下山となった。人工林の平らなところへ戻った時はほっとした。マイナーの山でウイークデーでもあり、一人も出会わなかった。花はナガバスミレサイシン、ヤマツツジ、マムシグサ、タニギキョウ、タンポポ等低山の春の花が咲いていた。 |
天候 | 晴れ | |
同行者 | 夫婦 | |
行程 | ||
鹿路庭峠出発 | 8:45 | |
湧水の沼 | 9:00 | |
矢筈山山頂 | 10:10〜10:35 | |
鹿路庭峠着 | 11:40 |
ムラサキケマン | タチツボスミレ | ホウチャクソウ |