登山日 | 2015−04−24(金) | アカヤシオツツジで有名な浜松市天竜区春野町の岩岳山に登ってきた。新東名島田金谷ICを出て、国道473号線を北上し途中、県道77号に入った。下泉の先を左折し国道362号線に入り、春野町川上の辺りから右折し林道岩嶽線に入る。林道をしばらく行くとログペンションシンフォニーの前の駐車場に到着する。 車は私たちを入れて2台だけである。登山準備をして歩き始めた。駐車場入口の案内看板に、岩岳山は往復7時間かかるとある。前はヤシオの里まで車が入れたが、現在は通行止で、その分往復約2時間余分にかかる。 舗装された道を少し行くと、右に建物がありそこを右に入る。道は杉、檜林の下を緩やかに登る。やがて明るくなり鉄塔の下に出る。道は一旦林道に出て左に行く。そして直ぐ右の山道へ入る。檜林の中を緩やかに登り、だんだん狭いヤセ尾根の道となる。さらに道は険しくなり、岩の間をぬうようにロープを掴みながら急な道を登っていく。杉、檜林の結構きつい道を登りきると、道は平らになりキマタ山に到着する。キマタ山の山名標識は木の根元に置いてあるだけである。 ここで道は左に向かっている。又、杉、檜林の中のヤセ尾根を登っていくと、少し開けた所に出る。ここが入手山山頂である。展望はよくない。 岩岳山へは最初は緩やかな歩き易い道であるが、だんだん岩ごろごろの歩き難い道となる。この頃から目指すアカヤシオツツジが出てくる。薄いピンク色、濃いピンク色と木によって違い大変見ごたえのある景観である。道は次第に急登になり、我慢して喘ぎながら登ると岩岳山に到着した。山頂は平で比較的広く、ベンチが5〜6脚ある。展望は木が邪魔をしてあまり良くない。山頂の山名標識もお粗末で、小さな標識が木に打ち付けられていた。この山はここに来るまで案内標識があまりなく、少し不安な気持ちで登ってきた。山頂で軽食を摂り道中が長いので、早々に下山にかかった。 下山は山頂手前の下りる道が、通行止になっていたのでの岩嶽神社方面に下りた。ここから岩嶽神社分岐までは、アカヤシオツツジのオンパレードで見事である。さすが国の天然記念物に、指定されているだけの事はある。道は狭いヤセ尾根を行く。途中、立止り写真を撮りながら進むので、岩岳神社へは予定時間の倍かかってしまった。分岐を右に行き、岩岳神社でお参りを済ませ分岐に戻り、ヤシオの里を目指して下山道を下る。 この頃からミツバツツジが出てくる。アカヤシオツツジとは又、一味違った花である。下山道はガレた小石があり滑りやすいので慎重に下る。杉、檜林を過ぎ、道が崩れて狭く左は切れ落ちており本日一番の難所であった。山側のロープを握り、3点確保で通過した。「最後の水場」標識のある水場で冷たい水を飲み、ペットボトルに汲んだ。さらに下っていくと倒木が道を塞いでおり、そこをくぐり抜け、沢の音が大きくなると下山口は近い。木橋を渡り少し登ると林道に出る。 林道を右に行きゲート(ヤシオの里)脇を抜け、林道を1時間強歩き駐車場に戻った。 |
天候 | 晴れ | |
同行者 | 夫婦 | |
行程 | ||
駐車場発 | 7:45 | |
鉄塔 | 8:10 | |
キマタ山 | 9:40 | |
入手山 | 10:05 | |
岩岳山 | 11:20〜11:45 | |
岩岳神社分岐 | 12:30 | |
岩岳神社 | 12:40 | |
休憩ベンチ | 13:25 | |
最後の水場 | 13:50 | |
ヤシオの里 | 14:40 | |
駐車場着 | 15:50 |
ケマルバスミレ | ヤマイワカガミ | キランソウ | コケリンドウ | ヒメウツギ | ヒメレンゲ |
ミヤマハコベ | クサイチゴ | オランダガラシ | ウマノアシガタ | ミツバツツジ | |
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