登山日 |
2014−06−15(日) |
長野県上田市にある太郎山に登ってきた。太郎山は上田市民に親しまれている里山である。山頂には太郎山神社があり、昔から養蚕の神として信仰を集めてきたとか、雨乞いの祈祷もしたと言う記録があるようだ。
国道18号線の新田交差点か、山口交差点を山側に入ると表参道登山口へ着く。今回は山口交差点を入り、民家の狭い道を上り上信越自動車道の車の走る音が近くなると、裏参道登山口と表参道登山口への分岐地点に出る。ここを左に下ると太郎橋があり、橋を越えた所の空き地に駐車した。表参道登山口は駐車場が無く、道の脇に通行の邪魔にならないように置くこと。
登山道は丸太の階段状の急坂を登って行くと、すぐに道しるべ3丁丁石の標識が出てくる。道しるべは太郎神社が24丁丁石で、1丁毎に標識と小さな石の祠が置いてある。登山道はジグザグに明るい雑木林の中を行く。石の鳥居に来ると丁度半分である。鳥居をくぐり又、ジグザグの道を登って行く。やがて赤い鳥居が出てきて、右から裏参道登山口が合流している。石段を登り太郎山神社に参拝し、社殿の右脇を通り太郎山に向かう。緩やかな道を少し行くと太郎山山頂に到着した。
山頂は広く三角点、展望図、小さな石仏が置かれている。アヤメが群生しており丁度見ごろであった。山頂からの展望は素晴らしく上田市街を初め遠くは蓼科山、北アルプス、又、信州の近隣の山々が見える。花は登山道ではハンショウズル、ハクサンタイゲキ、ニガナなど、下山道の林道では野の花、ホタルブクロ、アカツメクサ、シロツメクサ、ハルジオンなどが咲いていた。
下山は赤い鳥居まで戻り、ここから裏参道登山道を下った。道は広く歩き易い。裏参道登山口に出てから、舗装路の西光寺線林道を下り、朝の分岐地点を右に下り駐車場に着いた。
上田まで来たので信州の鎌倉と言われる別所温泉を観光した。北向観音、安楽寺、常楽寺を観て、日帰り入浴「あいそめの湯」へ入浴し(500円)帰途に着いた。
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